「過去と他人は変えられないが自分と未来は変えられる」渡邉町長の講演より
29日(木)、渡邉一美町長の中学生1日体験が実施されました。1,2年生は期末テストが行われていたので、3年生と交流してくださいました。1コマ目は3年生に向けたご講演でした。下記の内容を熱く語っていただきました。
・玉川、都幾川の由来
玉とは宝であり、雀川がかつて宝を運んでいた
天台宗の最澄が都に帰る際に幾たびも振り返るほど魅力的な町
・地域の地政学的優位性
自然災害が少ない、二毛作が可能
・町長の生い立ち(人生の節目での決断)
大学院に残るか家業を継ぐか、人生最大の決断
・自分と未来を変える方法
あいさつや「凡事徹底」の大切さ、凡を重ねて非凡となす
・町長になって「食と教育で選ばれるまちに」
「玉川」や「都幾川」の由来や慈光寺の詳細を初めて知り、感激しました。
また、町長さんの家業を継がねばならない宿命を背負いつつも自らの努力で自分自身の人生を切り拓いてこられた具体的な体験談を通して、「自分の未来は自分の手で切り拓く」ことの大切さを実感しました。また「自分のふるさとに誇りを持つ」ことも大切だと思いました。
さらに、「自分が変われば、周りも変わる」というお話の中で、まずは自分から明るくあいさつをすることが大切とのお話がありました。
2コマ目は生徒から町長への質疑応答がおこなわれ、以下のような質問が出ました。
・「食と教育の町」に向けて具体的にどんなことをしているか
・高齢者のサポートにどんなことをしているか
・一日のルーティーンや一番楽しいこと
・町人口の減少に関する対策
・外灯を増やす予定があるか
・バスや電車の利便性について
どの質問に対しても、即座に明瞭にお答えになられ、町政の施策をよく理解することができました。その後、3の1にて給食をご一緒してくださいました。
食べながら熱心に町長さんに質問していた生徒もいました。
町長ならではのご講演と質疑を行っていただき、3年生にとって普段の授業では得られない深い学びのある充実した時間となりました。